review notes
ミステリーとしての読みどころ
「ブラウン神父」シリーズで名高いG・K・チェスタトンによる、幻想味の濃い連作短編集。
主人公は、風変わりな詩人にして画家のガブリエル・ゲイル。常識や理性の外側、狂気と正気のあわいから世界を眺める彼が、周囲で起きる不可解な出来事に独特の直観で切り込んでいく。
論理を積み上げて解くブラウン神父ものとは対照的に、詩人の眼を通して真相へたどり着くという趣向が本書の持ち味である。チェスタトンの逆説と寓意を、南條竹則の新訳で楽しめる非ブラウン神父作品の一冊。
(出典: 東京創元社 書誌ページ / HMV 書誌)
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