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本格ミステリとしての読みどころ
黄金期米国本格の代表格、エラリー・クイーン国名シリーズ第1作(1929年)。
舞台はニューヨーク・ブロードウェイのローマ劇場。上演中の人気劇『ガンプレイ!』の最中、客席で弁護士モンテ・フィールドが毒殺される。満員のはずが被害者の周囲だけ数席が空いており、現場から消えていたのは被害者のシルクハットだけ。捜査にあたるのは殺人課のリチャード・クイーン警部とその息子で書斎派の青年エラリー。解決前に挿入される「読者への挑戦状」など、後の国名シリーズに受け継がれる枠組みが本作で出揃います。
「エラリー・クイーン」はダネイとリーの従兄弟コンビによる合作ペンネーム。出版社主催のコンテスト応募作として書かれた本作は、論理派本格のフェアプレイ精神を体現する古典です。
東京創元社・創元推理文庫(井上勇訳1960年/中村有希新訳版2011年)。
(出典: Wikipedia「ローマ帽子の謎」/東京創元社公式)
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