review notes
ミステリーとしての読みどころ
名探偵ドルリー・レーンが活躍する〈悲劇〉四部作の第三作にあたる本格ミステリです。
『Yの悲劇』の事件から十年。市警を退いて私立探偵を開業したサム元警視は、推理の才に恵まれた娘ペイシェンスとともに調査の日々を送っています。ある日、二人が滞在していた刑務所のある町で、関係者の上院議員が殺害される難事件が起こります。
エラリー・クイーンが当初「バーナビー・ロス」名義で発表した連作の一編で、本作は娘ペイシェンスの一人称で語られるのが特徴。シリーズの中でも珍しい語り口です。2024年には中村有希による新訳版が創元推理文庫から刊行され、いま読み始めるのにも適した一冊です。
(出典: 東京創元社 / Wikipedia)
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