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REVIEW · 書評
N° 356 · 2026-07-01
シンデレラの罠 表紙画像
現代フランス

シンデレラの罠

セバスチャン・ジャプリゾ / 東京創元社(創元推理文庫)
" 記憶を失った"わたし"は誰なのか。技巧の限りを尽くしたフランス・ミステリの傑作。
#技巧派サスペンス#どんでん返し#記憶をめぐる謎
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

技巧の限りを尽くした構成で知られる、現代フランス・ミステリの傑作です。

作者のセバスチャン・ジャプリゾは、1931年フランスのマルセイユに生まれたミステリ作家。1962年に本作『シンデレラの罠』を発表し、フランス推理小説大賞を受賞しました。

物語は、火事に巻き込まれて大やけどを負い、記憶を失った"わたし"を中心に進みます。自分がいったい何者なのかも定かでないまま、"わたし"はその火事をめぐる真相へと向き合っていくことになります。読み手を巧みに導いていく仕掛けの妙が高く評価され、現代フランス・ミステリを代表する一作として読み継がれてきました。創元推理文庫には平岡敦による新訳版が収められています。緻密に組み上げられたフランス・ミステリの技巧を味わいたい方におすすめの一冊です。

(出典: 東京創元社公式 書誌 / フランス推理小説大賞 受賞記録 / 書評各種)

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書誌情報

出版社
東京創元社 / 創元推理文庫
原書刊行年
1962
邦訳刊行年
2015
ISBN-13
9784488142063
系譜
現代フランス / メタ本格
受賞歴: