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REVIEW · 書評
N° 416 · 2026-07-02
幽霊の2/3 表紙画像
黄金期米国古典

幽霊の2/3

ヘレン・マクロイ / 東京創元社(創元推理文庫)
" パーティーの余興の最中に人気作家が毒死。精神科医探偵が挑む。
#精神科医探偵#黄金期の薫り#名探偵に身を任せる
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

精神科医の名探偵ベイジル・ウィリング博士が登場する、ヘレン・マクロイのシリーズ作にあたる本格ミステリです。

物語は、出版社社長の邸宅で開かれたパーティーの席上、人気作家エイモス・コットルが余興のゲームの最中に毒を飲んで命を落とすところから動き出します。招待客の一人だったウィリング博士は、警察に協力して関係者から話を聞き始め、そこから意外な事実が次々に浮かび上がっていきます。

マクロイは1938年のデビュー作で精神科医の探偵を生み出した作家で、人物の心理を丁寧にすくい取る作風で知られます。本作は1950年代アメリカの出版業界を舞台に、その持ち味を発揮した一作で、長らく入手困難だった名作として新訳で復刊されました。

(出典: 東京創元社「幽霊の2/3」書誌 / Web東京創元社マガジン 復刊記事)

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書誌情報

出版社
東京創元社 / 創元推理文庫
原書刊行年
1956
邦訳刊行年
2009
ISBN-13
9784488168056
系譜
黄金期米国古典 / 名探偵もの · シリーズ探偵物