review notes
ミステリーとしての読みどころ
豪快な名探偵ヘンリー・メリヴェール卿(H・M卿)が活躍する、黄金期のミステリ。作者ジョン・ディクスン・カーがカーター・ディクスン名義で1940年に発表した長編です。
物語の主人公は、話題を呼んだ作品でデビューした新人作家モニカ・スタントン。自作の映画化にあたって脚本家として撮影所に招かれた彼女は、そこで探偵小説畑の脚本家と組むことになります。ところが撮影所での彼女の身辺に、命を狙うかのような不審な出来事が続けざまに起きる。私怨によるものなのかと疑われるなか、H・M卿とスコットランド・ヤードのマスターズ首席警部が調査に乗り出します。
怪奇趣味を抑え、映画撮影所という舞台と軽妙なやり取りを前面に出した、シリーズのなかでも趣の異なる一冊です。
(出典: Wikipedia「And So to Murder」 / 日本語版Wikipedia「かくして殺人へ」 / 東京創元社公式)
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