review notes
ミステリーとしての読みどころ
スコットランドの古城を舞台に、謎解きと軽妙なユーモアが同居する本格ミステリです。
物語は第二次大戦下の英国。歴史学者キャンベルは、遠縁の老人が亡くなった報を受け、スコットランド高地のシラ城へと向かいます。老人は塔の最上階の部屋から転落して死んでいた。遺産を巡って一族が城に集まるなか、不審な出来事が続き、ギデオン・フェル博士が調査に乗り出します。
1941年発表のフェル博士もの。重厚な怪奇趣味で知られるカーですが、本作は登場人物たちの掛け合いやユーモアを前面に出した明るい味わいで、シリーズのなかでも親しみやすい一冊として愛されてきました。古城という舞台立てとあわせて、カー円熟期の魅力がよく出ています。
(出典: Wikipedia「ジョン・ディクスン・カー」 / 英語版Wikipedia "The Case of the Constant Suicides")
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