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REVIEW · 書評
N° 222 · 2026-06-26
連続自殺事件 表紙画像
黄金期米国古典

連続自殺事件

ジョン・ディクスン・カー / 東京創元社(創元推理文庫)
" スコットランドの古城を舞台に、ユーモアと謎解きが同居するフェル博士もの円熟期の一作。
#黄金期の薫り#名探偵に身を任せる
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

スコットランドの古城を舞台に、謎解きと軽妙なユーモアが同居する本格ミステリです。

物語は第二次大戦下の英国。歴史学者キャンベルは、遠縁の老人が亡くなった報を受け、スコットランド高地のシラ城へと向かいます。老人は塔の最上階の部屋から転落して死んでいた。遺産を巡って一族が城に集まるなか、不審な出来事が続き、ギデオン・フェル博士が調査に乗り出します。

1941年発表のフェル博士もの。重厚な怪奇趣味で知られるカーですが、本作は登場人物たちの掛け合いやユーモアを前面に出した明るい味わいで、シリーズのなかでも親しみやすい一冊として愛されてきました。古城という舞台立てとあわせて、カー円熟期の魅力がよく出ています。

(出典: Wikipedia「ジョン・ディクスン・カー」 / 英語版Wikipedia "The Case of the Constant Suicides")

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書誌情報

出版社
東京創元社 / 創元推理文庫
原書刊行年
1941
邦訳刊行年
1941
系譜
黄金期米国古典 / 名探偵もの · シリーズ探偵物