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REVIEW · 書評
N° 219 · 2026-06-26
緑のカプセルの謎 表紙画像
黄金期米国古典

緑のカプセルの謎

ジョン・ディクスン・カー / 東京創元社(創元推理文庫)
" 「目撃証言はあてにならない」を主題に据えた、フェル博士もの屈指の知的パズル。
#黄金期の薫り#名探偵に身を任せる
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

「人は見たものを正確に語れるか」という問いを正面から扱った、本格ミステリです。

舞台は英国の小さな村ソドベリー・クロス。地元の店で毒入り菓子による事件が起き、村は騒然となります。そんななか、実業家マーカス・チェズニーは「目撃証言はあてにならない」という自説を証明するため、家族や関係者を集め、目の前で寸劇を演じてみせる実験を企てます。その一部始終はカメラにも記録されますが――。

1939年発表、ギデオン・フェル博士ものの第10作。英国では The Black Spectacles の題で刊行されました。証言の食い違いという普遍的な題材と、実在の毒殺事件を踏まえたフェル博士の毒殺講義で名高く、カーの円熟期を代表する一冊です。

(出典: Wikipedia「緑のカプセルの謎」 / 英語版Wikipedia "The Black Spectacles")

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書誌情報

出版社
東京創元社 / 創元推理文庫
原書刊行年
1939
邦訳刊行年
1939
系譜
黄金期米国古典 / 名探偵もの · シリーズ探偵物