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REVIEW · 書評
N° 220 · 2026-06-26
帽子収集狂事件 表紙画像
黄金期米国古典

帽子収集狂事件

ジョン・ディクスン・カー / 東京創元社(創元推理文庫)
" 帽子泥棒の悪戯とポー幻の原稿、二つの謎がロンドン塔で交わる初期フェル博士もの。
#黄金期の薫り#名探偵に身を任せる
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

霧のロンドンを舞台に、悪戯めいた謎と古典的な殺人が交差する本格ミステリです。

街では帽子が次々と盗まれ、トラファルガー広場の像の上など思いがけない場所に現れる悪戯が「いかれ帽子屋」の仕業として話題になっています。一方、ある収集家がエドガー・アラン・ポーの未発表原稿の盗難について相談を持ちかけてくる。そんな矢先、ロンドン塔で死体が発見され、ギデオン・フェル博士が捜査に乗り出します。

1933年発表、フェル博士ものの第2作にあたる初期の代表作です。江戸川乱歩が黄金時代のミステリ・ベストに挙げたことでも知られ、ロンドン塔という舞台を活かした趣向と二つの謎の絡み合いが、初期カーらしい雰囲気を伝えます。

(出典: Wikipedia「帽子収集狂事件」 / 英語版Wikipedia "The Mad Hatter Mystery")

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書誌情報

出版社
東京創元社 / 創元推理文庫
原書刊行年
1933
邦訳刊行年
1933
系譜
黄金期米国古典 / 名探偵もの · シリーズ探偵物