review notes
ミステリーとしての読みどころ
豪快な名探偵ヘンリー・メリヴェール卿(H・M卿)が活躍する、黄金期の不可能犯罪ミステリ。作者ジョン・ディクスン・カーがカーター・ディクスン名義で1940年に発表した長編です。
舞台は第二次世界大戦下の大西洋。ドイツ潜水艦の脅威にさらされる海域を、大量の爆薬を積んだ客船が航行しています。乗り合わせた九人の乗客のうち一人が船室で命を奪われ、現場には血に染まった指紋が残される。ところが、その指紋は船内にいる誰の指紋とも一致しません。折よく乗船していたH・M卿が、この不可能な謎に挑みます。
英国版の原題は『Murder in the Submarine Zone(潜水艦警戒水域の殺人)』。カー自身が1939年に体験した渡航をもとにした緊迫の舞台立てが持ち味です。
(出典: Wikipedia「Murder in the Submarine Zone」 / crossexaminingcrime 書評 / 東京創元社公式)
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