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REVIEW · 書評
N° 407 · 2026-07-02
九人と死で十人だ 表紙画像
黄金期米国古典

九人と死で十人だ

カーター・ディクスン / 東京創元社(創元推理文庫)
" 潜水艦が潜む大西洋の輸送船上。誰とも一致しない指紋がH・M卿に挑む海の密室。
#不可能犯罪#豪快な名探偵#黄金期の薫り
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

豪快な名探偵ヘンリー・メリヴェール卿(H・M卿)が活躍する、黄金期の不可能犯罪ミステリ。作者ジョン・ディクスン・カーがカーター・ディクスン名義で1940年に発表した長編です。

舞台は第二次世界大戦下の大西洋。ドイツ潜水艦の脅威にさらされる海域を、大量の爆薬を積んだ客船が航行しています。乗り合わせた九人の乗客のうち一人が船室で命を奪われ、現場には血に染まった指紋が残される。ところが、その指紋は船内にいる誰の指紋とも一致しません。折よく乗船していたH・M卿が、この不可能な謎に挑みます。

英国版の原題は『Murder in the Submarine Zone(潜水艦警戒水域の殺人)』。カー自身が1939年に体験した渡航をもとにした緊迫の舞台立てが持ち味です。

(出典: Wikipedia「Murder in the Submarine Zone」 / crossexaminingcrime 書評 / 東京創元社公式)

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書誌情報

出版社
東京創元社 / 創元推理文庫
原書刊行年
1940
邦訳刊行年
2016
ISBN-13
9784488118457
系譜
黄金期米国古典 / 名探偵もの · シリーズ探偵物