review notes
ミステリーとしての読みどころ
フェアプレイを徹底した、本格の謎解きミステリ。
「10客のティーカップが並べられるだろう」——スコットランド・ヤードに届いた、なんとも不可解な予告状。指定された家をマスターズ警部たちが厳重に見張るなか、ひとり室内にいた青年ヴァンス・キーティングが命を落とします。じつは二年前にも、よく似た状況で起きた事件が迷宮入りしていました。この因縁めいた謎に、ヘンリ・メリヴェール卿が挑みます。
作者はジョン・ディクスン・カー。本作はカーター・ディクスン名義のH・M卿シリーズの一作で、1937年に発表されました。原題は版によって The Ten Teacups の題でも知られます。終盤に手がかりの所在を示すなど、読者への公正さを追求した作りで、不可能犯罪ものの佳作として読み継がれてきました。創元推理文庫から読めます。
(出典: Wikipedia / 東京創元社)
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