Top Reviews 孔雀の羽根
REVIEW · 書評
N° 228 · 2026-06-26
孔雀の羽根 表紙画像
黄金期米国古典

孔雀の羽根

カーター・ディクスン / 東京創元社(創元推理文庫)
" 10客のティーカップを置けという犯行予告。警官が固める家で起きる謎。
#黄金期の薫り#名探偵に身を任せる
Kindle で読む
本ページのリンクは Amazon アソシエイト・プログラムにより収益を得ています
📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

フェアプレイを徹底した、本格の謎解きミステリ。

「10客のティーカップが並べられるだろう」——スコットランド・ヤードに届いた、なんとも不可解な予告状。指定された家をマスターズ警部たちが厳重に見張るなか、ひとり室内にいた青年ヴァンス・キーティングが命を落とします。じつは二年前にも、よく似た状況で起きた事件が迷宮入りしていました。この因縁めいた謎に、ヘンリ・メリヴェール卿が挑みます。

作者はジョン・ディクスン・カー。本作はカーター・ディクスン名義のH・M卿シリーズの一作で、1937年に発表されました。原題は版によって The Ten Teacups の題でも知られます。終盤に手がかりの所在を示すなど、読者への公正さを追求した作りで、不可能犯罪ものの佳作として読み継がれてきました。創元推理文庫から読めます。

(出典: Wikipedia / 東京創元社)

❦ ❦ ❦

書誌情報

出版社
東京創元社 / 創元推理文庫
原書刊行年
1937
邦訳刊行年
1937
系譜
黄金期米国古典 / 名探偵もの · シリーズ探偵物