review notes
ミステリーとしての読みどころ
怪奇の気配をまとった、本格の謎解きミステリ。
幽霊が出ると噂される、いわくつきの屋敷〈黒死荘〉。語り手のケン・ブレイクは旧友に請われ、この屋敷の調査へ向かいます。同行するのはスコットランド・ヤードのマスターズ警部。降霊術が催されようとするその夜、敷地内の石室で惨劇が起こります。怪奇な雰囲気のなか、誰がどうやって手を下したのか——そこへ登場するのがヘンリ・メリヴェール卿です。
作者はジョン・ディクスン・カー。本作はカーター・ディクスン名義のH・M卿シリーズの記念すべき第1作で、1934年に発表されました。怪奇趣味と理詰めの謎解きを両立させる作風はカーの真骨頂とされ、シリーズの出発点として読み継がれてきた一作です。創元推理文庫から南條竹則・高沢治訳の新訳版が刊行されています。
(出典: Amazon.co.jp / Wikipedia)
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