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REVIEW · 書評
N° 227 · 2026-06-26
貴婦人として死す 表紙画像
黄金期米国古典

貴婦人として死す

カーター・ディクスン / 東京創元社(創元推理文庫)
" 戦時下の海辺の村、崖へ続く二人ぶんの足跡。老医師の手記が綴る謎。
#黄金期の薫り#名探偵に身を任せる
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

語り口が印象に残る、本格の謎解きミステリ。

第二次世界大戦が始まったばかりの英国デヴォン州、海を望む小さな村。年上の夫を持つ人妻リタ・ウェインライトと、彼女が心を寄せる年下の青年をめぐって、村を揺るがす事件が起こります。物語は、土地で長年家庭医を務めてきた老ルーク・クロクスリーの手記という形で、静かに、しかし不穏に綴られていきます。たまたま近くに滞在していたヘンリ・メリヴェール卿が、この謎に向き合うことになります。

作者はジョン・ディクスン・カー。本作はカーター・ディクスン名義のH・M卿シリーズの一作で、1943年、戦時下に発表されました。回想の手記という語りの工夫もあって、シリーズのなかでも評価の高い作品として知られています。創元推理文庫から高沢治訳で読めます。

(出典: Wikipedia / 東京創元社)

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書誌情報

出版社
東京創元社 / 創元推理文庫
原書刊行年
1943
邦訳刊行年
1943
系譜
黄金期米国古典 / 名探偵もの · シリーズ探偵物