review notes
ミステリーとしての読みどころ
名探偵アントニイ・ゲスリンが初登場する、英国黄金期の本格長編。元大臣が書斎で殺害され、凶器となった鑢には容疑者の指紋が残されていた。新聞社の依頼を受けて調査に乗り出したゲスリンは、警察が逮捕の決め手とみるその指紋と向き合いながら、事件の真相を追っていく。著者フィリップ・マクドナルドはのちに黄金期英国本格の一翼を担う作家で、本作は一九二四年に発表されたそのデビュー作にあたる。題名の「鑢」は凶器を指している。
(出典: 東京創元社 書誌ページ / 読書メーター/ブクログ 作品情報)
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