review notes
ミステリーとしての読みどころ
豪快な名探偵ヘンリー・メリヴェール卿(H・M卿)が活躍する、黄金期の不可能犯罪ミステリ。作者ジョン・ディクスン・カーがカーター・ディクスン名義で1935年に発表した一作です。
物語は、元英国諜報部員のブレイクがパリで謎めいた依頼に巻き込まれるところから動き出します。変装の名手として知られる大怪盗フラマンドと、彼を追い続けるフランス警察のガスケ。両者の対決が渦巻くなか、一行を乗せた小型機がある古城の近くに不時着します。そこで、額に一角獣で突かれたかのような穴を負った死体が生まれる。しかもその周囲は複数の目撃者に見張られており、犯行は不可能に見えるのです。
「不可能犯罪の巨匠」として名を高めつつあったカーが、変装劇と大がかりな仕掛けを盛り込んだ、芝居がかった趣向の光る一冊です。
(出典: Wikipedia「The Unicorn Murders」 / crossexaminingcrime 書評 / Goodreads)
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