review notes
ミステリーとしての読みどころ
手がかりが開示される、骨太の本格ミステリ。
ロンドン近郊にたたずむ旧家〈白い僧院〉。ハリウッドから舞台のために英国へ渡ってきた人気女優マーシャ・テイトが、敷地内の離れで殺害されているのが見つかります。あいにく前夜から雪が降り積もり、離れの周囲は一面の銀世界。そこへと続く足跡はたった一筋しかなく、誰がどうやってという問いが立ちはだかります。客のひとりの伯父にあたるヘンリ・メリヴェール卿が、この謎に挑みます。
作者はジョン・ディクスン・カー。本作はカーター・ディクスン名義のH・M卿シリーズ第2作で、1934年に発表されました。黄金期の不可能犯罪ものを代表する書き手として知られ、本作もそのフェアな謎解きの妙が長く読み継がれてきた一作です。創元推理文庫から新訳版(高沢治訳)が刊行されています。
(出典: 東京創元社 / Wikipedia)
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